舞台車上 中上健次ナイト 5.3(sun) @ 京都市美術館 前庭(京都)

2015.5.3(sun) @ 京都市美術館 前庭(京都)

舞台車上 中上健次ナイト

start 18:00 / close 21:00

入場料 : 無料
※雨天時は会場を変更することがあります。

Live :
細馬宏通 レクチャー「中上折口体操」
山田学
長谷川健一BAND
いとうせいこう(ラップ) × 船戸博史(ウッドベース)
Mecav Kotobuki(ポールダンス)

トークイベント :
いとうせいこう × 細馬宏通 × 浅田彰 司会進行 : やなぎみわ

主催 :
京都国際現代芸術祭PARASOPHIA

進行 :
企画やなぎみわ

コーディネーター :
長谷川健一

舞台監督 :
粟津一郎

照明 :
藤本隆行(Kinsei R&D)

音響 :
岩谷啓士郎

京都市美術館 前庭
〒606-8344
京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124

中上健次(なかがみ・けんじ) 1946~1992
小説家。1946年、和歌山県新宮市に生まれる。1965年、和歌山県立新宮高校を卒業と同時に上京。同人雑誌「文芸首都」で執筆活動を開始。羽田空港で 荷役の仕事に従事する。1976年「岬」で第74回芥川賞を受賞、戦後生まれ初の受賞者となる。長編小説『枯木灘(かれきなだ)』で、1977年第31回 毎日出版文化賞、翌年同作品で第28回芸術選奨文部大臣賞新人賞受賞。『地の果て 至上の時』『日輪の翼』『讃歌』『千年の愉楽』『奇蹟』『異族』などの長編小説、『化粧』『水の女』『熊野集』『重力の都』などの短編集、紀伊半島のルポ ルタージュ『紀州~木の国根の国物語』や脚本など著書多数。1992年、腎臓がんのため46歳の若さで死去。

いとうせいこう
1961年東京都生まれ。作家、クリエイター。
早稲田大学法学部卒業後、出版社の編集を経て音楽、舞台、テレビなど様々な分野で活躍。1988年、小説『ノーライフキング』で作家デビュー。1999 年、『ボタニカル・ライフ』で第15回講談社エッセイ賞受賞。2013年、『想像ラジオ』が第35回野間文芸新人賞を受賞した。他の著書に『ワールズ・エ ンド・ガーデン』、『解体屋外伝』、『ゴドーは待たれながら』(戯曲)、『文芸漫談』(奥泉光との共著、文庫化にあたり『小説の聖典』と改題)、 『Back 2 Back』(佐々木中との共著)、 『存在しない小説』、『鼻に挟み撃ち 他三編』などがある。

船戸博史
ウッドベース奏者。同志社大学卒業後、ジャズのベーシストとして歩み始める。世界各地を彷徨い、1988年アフリカより帰国後、ジャンルにとらわれない音楽活動を本格的に開始。「ふちがみとふなと」等多数のバンドに参加。

細馬宏通
1960年生まれ。研究者。京都大学大学院理学研究科で動物行動学を学ぶ。現在、滋賀県立大学人間文化学部教授。日常会話や協働作業における身体動作研 究、視聴覚史研究を行っている。著書に『うたのしくみ』(ぴあ)、『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか』(新潮選書)、『今日の「あまちゃん」から』(河出書 房新社)、『絵はがきの時代』『浅草十二階 増補新版』(青土社)、『活動としての文と発話』『ことば・空間・身体』(共著/ひつじ書房)など。

山田 学
1973年生まれ。視覚芸術家・音楽家。
同志社大学英文学科卒。在学中からカメラを手に世界各地を旅し、撮影を行なった後、絵画に転向。その後、写真と絵画をふまえたイメージ制作に着手する。現 在はさらに、映像と音楽、そして言語、それらの間にある、無数の可能性の中を移動しながら、光と色、音・言葉と沈黙といったテーマをもとに、創作を続けて いる。
5月15日には、京都にて、世界的ピアニスト、シャニ・ディリュカとの共演、彼女の音楽に、絵画・写真・映像を合わせ響かせる、コラボレーション・コンサートが開催される。

長谷川健一BAND
長谷川健一
1976年12月京都生まれ。
CD『凍る炎』『星霜』(共にmap/comparenotes)、『震える牙、震える水』(P-VINERECORDS)、2011年には「FUJI ROCK FESTIVAL2011」にも出演。その他『423』、カバー集『my favorite things』などがある。2015年には、奈良を拠点に全国で活躍する3ピースロックバンドLOSTAGEとともにスプリット7インチ『僕は今ここにい る / 遠くへ/砂の街』を4月18日のRECORD STORE DAYにあわせリリースする。
Vo.G. 長谷川健一 Ba. 岩橋真平 Dr. senoo rickyでの3ピースでのバンド演奏。

Mecav Kotobuki(メカブ・コトブキ)
ポールパフォーマー/ポールダンスインストラクター。舞台出演、様々なパフォーマーとのコラボレーションなど、あらゆる形態のショーに出演。またダブルス ポールダンスユニット&womb(あんどうーむ)としてもショーを展開してきた。2013年「FUKUOKA POLE DANCE BATTLE」優勝、2014年「MISS POLE DANCE JAPAN 2014」ダブルス部門準優勝、「Pole Theatre UK 2014(ロンドン)」プロ部門pole comedyカテゴリーファイナリスト。

浅田彰
哲学者、批評家。京都造形芸術大学大学院芸術研究科教授、同大学院学術研究センター所長。

やなぎみわ
演出家、美術家。台湾製舞台車「花鳥虹」オーナーであり興行主。来年から「花鳥虹」にて
中上健次原作「日輪の翼」の全国ツアーを予定している。京都造形芸術大学教授。